daidoji721の記事一覧

  1. 大道寺小三郎伝第1章「ふたりのロシア」1

    鉛色の雲間からサハリン博物館(旧・樺太庁/ユジノサハリンスク市) 鉛色の雲間から、わずかに差し込 んだ陽光にありがたさを覚えるほど、暗く灰色の日々がつづいていた。 「いまちょうど12時だ。そのままずうっと上にあげて。そうそう、周辺と一緒にあの太陽も撮って」 大…

  2. 大道寺小三郎伝

    「どうしていいか、分からない時こそ、チャンスなんだ」激動の時代を切り拓いた大道寺小三郎の生涯を伝えるストーリー。 【目次】 1.ふたりのロシア  1-1 鉛色の雲間から 1-2 センター長が挨拶 1-3 S支店長に番が回ってきた 1-4 1927(昭和2)年2月…

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